人を外見だけで判断しては駄目と、言われてた事があると思いますが、果たしてそうなのでしょうか?。やはり第一印象は大事なのです。心理学者メラビアンが唱えたメラビアンの法則を知るとよくわかります。
この記事の目次
メラビアンの法則とは
アメリカの心理学者アルバート・メラビアンが提唱した法則で、外見は人を判断する上で非常に大きなウエイトを占めるというものです。人は視覚の情報を一番に優先するのです。
また、メラビアンの法則では、人が他人を受け入れるまでに4つの壁があるとしています。
メラビアンの法則4つの壁
初対面の人を受け入れるまで、第一の壁から第四の壁まで順番にクリアしていく必要があります。これらを経て、受け入れられます。
第一の壁
外見、服装、表情
第二の壁
態度、姿勢、しぐさ
第三の壁
声の大きさ、抑揚、スピード
第四の壁
話の内容
実験では1分でメラビアンの法則全てを判断している
大学生を対象とした実験では、最初の第一から第三の壁を、たった5秒でチェックしたと言います。第一印象、否定的情動、外向性、内向性、良識、知性を、初対面のわずか5秒で判断し、1分もあれば、さらに正確性が増すと言います。
第一印象は初対面と親しくなってから変化はない
メラビアンの法則によって、一番驚くのが、初対面の時の印象と、親しくなってからの印象は変化がないというのです。
第一印象で嫌な印象を与えると、親しくなってからも、その印象は消えづらいということです。
3Vの法則(7-38-55のルール)
メラビアンの法則によると、人を判断する基準は以下の割合で決まるそうです。
- 外見:55%
- 話し方:38%
- 話の内容7%
この比率から7-38-55のルールと呼ばれたり、3Vの法則とも呼ばれます。
この法則の意味は、どんなに話の内容が良くても、外見が駄目だったら全て失敗するという事です。初対面の相手で、外見が相手に受け入れられなかったら、次のデートにつなぎにくいということです。
逆に、初対面で好印象を与えれば、もっと貴方を知りたいと思わせる事ができます。